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出版物紹介(1)/人間の幸福
 

「人間の幸福」からの抜粋、内容紹介

●第三部 幸せのために からの抜粋

 人は何のためにこの世に生まれたのだろう。何のために生きているのだろうか、という問題はなかなか厄介な難問題のように思われています。昔から真面目な人達の間で真剣に論議され、今なお多くの人達の頭を悩ましている命題でもありましょう。

 しかし、考えてみれば、至極簡単な問題なのです。人間の頭で解決しようと思うから難しいのであって、一言にして云えば、すべての人は神から与えられた使命、すなわち天命を果たすためにこの世に生まれて来ているのです。
 人が生まれるときは、その両親は、生まれるか生まれないか、男か女かもわかりません。いわんや、何故この子を世に送り出さねばならないかという根本問題にはなにも関知していません。ところが神にははじめからはっきりとした目算があります。すなわちある事をを現世において果たせようとして、神はその子に生命を与えたのです。この神の意志がそのこの天命であり、その子は一生涯この天命を担って生きてゆくことになります。
 人間は何もかも自由だと思っている人があります。しかし、刑法上の罰を犯せば刑罰を受けるように、法律にかいてなくても、真に反する行為をしていれば何等かの報いを受けます。ところが、何も悪いことをしていなくとも、天命に反すると同じように神の警告を受けるのです。天命に反する職業を選ぶと、思うようにならないでついには失敗します。それでも気がつかないと何回でも失敗を繰り返しいzれは人生の落伍者となりましょう。失敗は神の警告なのです。
(以下、後略)