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イラク戦争について
 


 平成15年3月20日より始まったイラク戦争は、米英軍の圧倒的な火力により政権崩壊、戦争終結へと向かっています。この戦争において戦火に傷付き、あるいは倒れたすべての人々に対して、心からのお見舞いと深い哀悼の意を表わすとともに、一刻も早くこの戦争が全面的に終結され、イラク国民に平穏な生活が戻りますよう深く深く祈念いたします。
 私たち真の道の行者は、この戦争を「対岸の火」と座視するわけにはいきません。なぜなら、道主先生は「道は万華のヒモロギであり世界の情勢を映す鏡」と教えてくださっているからです。立教51年、和世元年のこの年に起きたこの事態は、私たちにとってまさに"我がこと"であり、私たち一人ひとりにとっても大きな節目の姿を見せていただいているものと自覚しなければなりません。

 神がこの世に人間世界をお許しになったのは、「人が飢えに苦しむことなく、病に泣くことなく、互いに争うことのない地上天国を顕現されるため」であり、等しく神の子である人間が互いに和み励まし助け合って暮らす「和の世」を神は待ち望んでおられるのです。
 しかしながら、世に戦火は絶えず、今回のような大規模な戦争が起きてしまったことは私たち道の行者の力の足らなさであり、神霊界で懸命にお働きくださっている道主先生をはじめ数多のみ魂どちにまことに申し訳ない限りであります。
 月宮の3月月並祭において『不戦・・・力にたよらば力に滅ぶもの 我利に走らば利に滅す 中心失う様なり・・・中後略)』とのご神示を賜りました。

 つまり、大きくは国家や民族間の争いから、小は個人のいさかいまで、いずれにおいても、各々がそれぞれの大義名分、それぞれの正義を掲げているということです。そのことを思えば、ことさらに事の是非善悪のみを論評するにとどまってはなりません。争いやいさかいの根底にある、神より賜った心の使い方にこそ目を向けなければならないのです。これこそ命の元を知らぬ「我が身思案」の"ちりあくた"を積み重ねた結果といえるでしょう。
 私たちはあらためて、この道が神の教えに沿って進む「真実の道」であるということを誇り高く胸に掲げ、「争気しずめの祈り」に真を込めてまいりましょう。さらに日々の真行の中で、「われ神の子なり、人類皆兄弟」の自覚を強め、心の「重し重し」を払いて晴れ晴れとした心で「平和な世の治まり」を頂けるようにと祈念いたしましょう。

 このたびの力不足を猛省し、「和世実現」に向かって神の御心を人々に伝える歩みを速めたいと思います。視野は高く広く世界に目を向けて、そしてまず足元から着実に実践していくことが神への奉仕の第一歩です。
 世界に見せられているこの事実を"我がこと"ととらえて全組手が共に奮起し、「和世実現」に向けて真の道を力強く歩んでまいりましょう。

 
   
 
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